清水ピアノ教室のブログ

新潟県長岡市のピアノ教室のブログです。~音楽、ピアノレッスンについて、日々の暮らしのなかで感じたことなど~

ピアノという楽器

ブログをご覧いただきありがとうございます。

日に日に秋の気配を感じられるようになってきました。

これからひと雨ごとに秋が深まってきそうです。

体調管理に一層留意したいところですね。

 

さて、ひとくちに"ピアノ"といっても様々な種類があります。

一昔前ですと、主にピアノといえばアップライトピアノかグランドピアノかどちらかでした。(オルガンもありました。古い!)

家ではアップライト、先生の御宅ではグランドピアノ、発表会ではさらに大きなグランドピアノといった具合でした。

子どもながらに、先生の御宅のピアノは弾きやすいと思ったことや、初めてホールでスタインウェイを弾かせてもらったときの鍵盤の感触と音色の美しさの感動は、今でもはっきりとおぼえています。

 

アップライトピアノもグランドピアノもアコースティックピアノではありますが、その構造の違いから、弾き心地は相当違います。

また、同じ機種でも一台一台個性がある上、置かれる場所やメンテナンスの仕方、弾かれる状況によってさらに違いがでてくるものです。

現在に至っては、ピアノの種類が増えて、電子ピアノで練習されている生徒さんも多い状況となっています。

電子ピアノの普及のお陰でどれだけピアノを楽しめるようになったかを考えると、その功績は明らかです。現在も、よりアコースティックピアノに近いものの開発は進行形のようですが、機種に関係なくどんなピアノでもつけられる基礎力は数多くあります。

ピアノの特徴のひとつである左右で違う動きをするという最も基本的な動きや運指、読譜方法など基本的なことはしっかり習得できます。

基礎力をしっかりつけておけば、種類の違う"ピアノ"を本格的に弾こうというときがきても、充分に対応することができます。

ピアノという楽器とのつきあい方は、それぞれに特徴や個性があるため多様です。

言い換えれば、基礎力をつけていくうちに、応用力はついていきますので、ピアノの機種にこだわりすぎることもないと思います。

 

また、基礎力とは指のテクニックばかりではありません。

素晴らしい音楽にできるだけ多く触れることで、耳や感性を育みます。

また、音楽だけでなく幅広い視野で物事や事象、そして、人間や動植物に触れたり…と言う経験を重ねることでより豊かなイマジネーションをもつことが可能になると思います。

そしてそれを表現するということ。

むしろそのためのテクニックの習得ということになります。

 

先日のレッスンのなかで、ある曲の最後の音を弾けずに考え込んだ生徒さん(小学校低学年)。

どうしたのかな?と様子をみていたら

曲のイメージが急に浮かんできて考え込んだようです。

「この水の流れは海に出たのですね…」

最後の音が弾けなかったことは全く問題ではなく、イメージがふくらんできたことに拍手!でした。

 

"弾きたい"という情熱と、イマジネーションを最大限に稼働させて心を込めて弾くことに優るものはないと思います。

 

時代とともに変化していく音楽を取り巻く環境や楽器の種類にときには対応しながら、またときにはそれらをも越えて、音楽を楽しんでいただけるようなレッスンをこれからも模索していきたいと思っています。

 

今後ともよろしくお願いいたします!