清水ピアノ教室のブログ

新潟県長岡市のピアノ教室のブログです。~音楽、ピアノレッスンについて、日々の暮らしのなかで感じたことなど~

メンデルスゾーンの曲の美しさ

ブログにご訪問いただきありがとうございます。

今日は久しぶりにすっきり晴れの気持ちのよい1日でした😊

春の到来が待ち遠しいです!

 

春に因んだピアノ曲といえば、メンデルスゾーンの無言歌集より"春の歌"が有名ですね。

この曲は耳に心地よく、弾くのは難しい曲のひとつだと思いますが、現在、"甘い思い出"をレッスンさせていただいていることもあって、無言歌集を何曲かあたってみました。

 

まず、何と美しい!!!

メンデルスゾーンが生涯に渡って作曲した心の備忘録的な曲集に思えます。

「無言歌」は、お姉さんのファニー・メンデルスゾーンの考案ということですが、何といっても音楽の基本(お手本)は"歌"ですから、ピアノで歌うこと、"カンタービレ"の極致ですね♪

 

深く考えず音だけなぞっても、充分美しいので、"二重唱"とか、"浮き雲"、"紡ぎ歌"、"詩人のハープ"など、初めて教材として出会ったときから心地よく大好きな曲集でしたが、当時はその美しさの奥にある寂しさや、悲哀、やるせなさにまでは到達していなかったと思います。

 

メンデルスゾーンピアノ曲は、派手過ぎず繊細。

飛びきりの美しい音で弾きたい!

音色そのものが美しくないとその魅力が生きないと改めて感じました。

 

私がメンデルスゾーンの音楽の魅力に気づいたのは、実はピアノ曲ではなく、シンフォニーでした。

まず、"イタリア(イ長調)"のパッションに勇気づけられ、その後、対局にあるような"スコットランド(イ短調)"には、特にはまりました。

そこから、ピアノ曲"幻想曲(スコットランドソナタ)"に入り、前奏曲とフーガ、変奏曲などに広がっていきました。

 

また、メンデルスゾーンは、バッハの死後100年間一度も演奏されることのなかった"マタイ受難曲"を再演し、復活させた( 20歳の時)ことの功績が高く評価されています。

私がマタイ受難曲に出会ったときの衝撃は、現在も忘れられませんが、その後、メンデルスゾーンとの関わりを知ったときの衝撃も記憶に残っています

 

ピアノ曲だけでなく、様々なスタイルの曲を聴くことによって、インスピレーションが湧き、ピアノから多彩な音色を引き出したり、作曲家の意図や作風を、より直感的に掴んだりすることが出来るようになることはよくあります。

幅広く音楽を楽しむことが、素敵な演奏に繋がっていくのだと思います。

 

無言歌集は、題名が付けられた作品は48曲中5曲しかありませんが、ほとんどの曲が愛称で呼ばれることが多く、定着化しています。

クラシックではよくあることですが、それだけこれまでに多くの人に親しまれてきたということですね。

レッスンでは"甘い思い出"を、より甘く、懐かしく、切なく、柔らかく、カンタービレを目指して楽しんでいただけるようにと思っています。

私も楽しませていただきたいと思います。

 

さて、明日ももう1日、晴れるようです。

雪国の☀️晴れは飛びきり貴重です!

 

明日の計画をたてなければ!!